逸脱7 最終章

この調子に乗りつつ良いことも悪いことも面白おかしく風レポをブログに書いて、小遣い稼ぎ&軍資金にとその方法を情報収集するもこの界隈も相当なレッドオーシャンであることに改めて気がついた。 当たり前な話である。楽しんでかつ小金を稼ぐなどという甘い…

逸脱6

短期間に風の利用が活発になると同時に情報収集にいとまがない。休日や休日前のたびにCityHeavnを開いていた。利用した店の評判、利用した嬢の出勤状況、日記などを見返していた。4、5回に一回は我に返って画面を閉じるも、スマホを手に取るとまずそのペー…

逸脱5

これがもしフィクションならば、「実は泥酔して寝ていた邯鄲の夢パターン」とか「宿に向かう途中でころんで頭を強打、気を失っている時の脳内展開」「映画の『スピーシーズ』展開」とかになるだろう。だが夢や妄想ではなく現実である。 その嬢は(レベル的に…

逸脱4

前回の続き。 出会いの瞬間のパターンは自分の経験ではほぼ3〜4種に分類できる。表面上は「やぁ!」と快活を装いつつも心底がっかりする時もあれば内心ガッツポーズをする時、まあアリとしよう、と妥協する時。珍しいケースでは前回と違う店、違う嬢を選ん…

逸脱3

本能のまま夜に駆ける日々が続く。 ある日、仕事でちょっとイヤなことがあったため、このまま帰路につくのもどうかと最寄りの駅チカで一杯やりに向かった。当てずっぽうに入った店はほぼ満席でカウンターがひとつだけ空いていてそこでサラダとソーセージ、ガ…

逸脱2

前回に述べた、ターニングポイントになる前の話である。 出張の帰りの日中、時間があったため主要駅から徒歩数分内にある繁華街にあるチェーンのヘルスへ行った。今あらためて考えると、このあたりの行動は何の躊躇もなくスムーズである。コトの良し悪しに思…

逸脱1

ここ最近精神的には安定しているが、なぜかプライベートでは度を過ぎてはっちゃけていた。 といっても、合コンやパーティなどといった陽キャ遊びではなく、大人の陰キャ遊びである。知り合いのスナックで他に客が誰もいないのをいいことに1人でカラオケを歌…

自制心

どこで読んだかは忘れていて非常に記憶に残っている一文に「自制心が強い人は人並みはずれて我慢強いのではなく、我慢強さを発揮しなければいけないシーンを避けていて結果的に強い自制心となっている」というのがあり、いつも頭の隅に引っかかっていた。 出…

ハプニング2

思い立ったはいいものの、HPに記載の場所はあいまい、記されているのは携帯番号だけである。しかも携帯の番号。怪しさ満点ではあるが好奇心には打ち勝てず、偽名を考えつつ電話する。2、3コールもしたであろうか、電話に出たのは落ち着きのある女性の声で…

ハプニング

ここ数年の体調は別に可もなく不可もなくといったところである。新型コロナやインフルにも幸いにかかっていない。頑なにマスクをしているおかげかもしれない。ふと気がつくと周囲の人々が誰もマスクをしてないという場面にもよく出くわす。 ただ慢性の腰痛に…

減退

欲望の大波に翻弄されることも少なくなってきたような気がする。 欲求が高まる頻度がかなり少なくなっている。これは年齢によるものかもしれない。 正直な気持ちとしては、開放された感がありすごくいい。年中そのコトばっかり考えているよりは他の思考にリ…

異常行動

反動による過剰摂取が起こってしまうことは過去のブログで書いた。意志の強い弱いは関係があるかどうかは不明である。 ただ長い期間、ネットポルトを摂取することを習慣にしていて脳に刷り込まれた快感を得ていた強固な回路は簡単には修正し難いのは度々言及…

続く副作用2

遮断も2日しか続かなかった。恐ろしいのは、アダルトコンテンツへの接触が欲望と禁欲の葛藤の末負けて、という流れではなく、普段朝起きて顔を洗って歯をみがくように、自然と深夜にPCを立ち上げ、せねばならない日課のようにStableDiffisionを起動し、素材…

続く副作用

SrableDiffusionにハマっているここ1ヶ月間、楽しみが増えたと嬉々としていた一方で先の投稿の通り、その副作用がだんだんとひどくなっている。 日常の虚脱感がひどい。毎晩生成した画像で自家発電して体力を無駄に消耗しているわけではない。その頻度はむ…

反動、再発

なんだかんだと言い訳をしつつStable Diffusion を導入後、余暇の時間がほとんどが画像生成になってしまった。狂った猿のように画像を生成しまくっていた。 このAIによる画像生成は、プロンプトで指定した画像をAIが自動生成してくれる。AIの学習モデルを自…

弁明

chatGPTがすごい。と、改めてここで言及せずとも凄いことが既に世の中で飽きられている感がある。活用方法を発展させて、ホント凄い、と驚き続けている人といったいこれが何に使えるの?という人との二極化がSNSなどで散見される。 自分も使ってみたのだが、…

試練

「女性の肌を見て神通力を失った仙人奇談」という話がある(参照ページ)。また、仏教の説話にも長期間山にこもって修行している高名な僧に相談(説得?)するにあたり、その使者に美女を送ったところ修行をやめて下山してしまったという話もある。これは記…

戸惑い

風俗で欲求不満を解消してから1週間ほど経過しても渇望は生じない、と言いたいところだが生理的な現象として欲求が高まって来ている。 その一方で断ネットポルノの効果を実感しているのも事実である。疲れにくく、不安や落ち込みに襲われても(消失すること…

消失

渇きによる四六時中の妄想はこれまでの中毒による影響なのは明白である。 先のブログでも書いたが、これまでは脳にダメージを与えつつ、ネットで解消してきた。その解消の手段をやめたので解消のしようがない。宙ぶらりんである。 目的は脳のダメージを回復…

渇き

気力が充実していたり、疲れにくくなったり、不安や落ち込みなど気分の激しい変動がなくなる利点の一方、これまでに習慣にしていたネットサーフィンに対する欲望はなくなることなく四六時中つきまとわれている。 断ったことで気がついたのがネットの世界には…

再発

アルコール依存症で治療中にもかかわらず、ふとしたきっかけで再飲酒してしまう原因にストレスがあるという。これまで連続飲酒していたのでやめたこと自体がストレスになるため、ストレスをかけない生活を心がけるというのはかなり困難だろう。 一方でインタ…

離脱と再発

タバコも酒もギャンブルも一通り大人になって初めて許されることは一通り経験してきた。もちろん、大人になってから。 酒は体質的にビール350㎖1本でべろんべろんになるので依存に至ることはないだろうが(ただし依存は量に関係ないという説もある)、タ…

依存

依存(いぞん、いそん、英: dependence)とは、身体的依存を伴うもしくは伴わない、薬物や化学物質の反復的使用である[8]。行動的依存、身体的依存、心理的依存は物質関連障害の特徴である[8]。 ウィキから。依存にもアルコール、薬物などや過食、ギャンブル…

はじめに

2000年頃、私はマイPCを初めて手に入れインターネットの世界へ足を踏み入れた。 きっかけは決して知的好奇心を満たすためではなく、エロ目的だった。痴的好奇心だ。 会社の先輩が「こんなのが無料で見れるゾ」と心ときめく電子空間を紹介してくれたのが…