減退

欲望の大波に翻弄されることも少なくなってきたような気がする。

欲求が高まる頻度がかなり少なくなっている。これは年齢によるものかもしれない。

正直な気持ちとしては、開放された感がありすごくいい。年中そのコトばっかり考えているよりは他の思考にリソースを割けるようになった。

週に1〜2回ある欲求の高まりにはさっさと自己処理である。大切に(まだ)とってあるお宝ハードディスクから速攻で選び、速攻で済ます。お宝選びに2〜3時間超もかけていた(ち⚪︎こを握りしめながら‥)過去が遥か遠くに感じる。余談であるが相当前から保存してあるお宝たち。保存した日付を見ると最新のもので2020年であった。保存した時点でそのお宝の制作年は少し過去のものであるからして、登場している方々はもうすでに結構な年齢に達しておられるであろう。そんな想いに駆られる今日この頃である。

話はずれたが、以前であればかなり高い可能性で風⚪︎へ出向いていたシーンやお宝探しに奔走していたであろう状況でも抑制できるようになっている。少し前にそういうところで有名な場所近辺で飲み会があり、早々と解散になった。多少懐も暖かく、行かない障壁はなにもない。が、「ここで費消するであろう2〜3万円で何ができるか」ということを考えると費用対効果としてかなりもったいないような気がしてきたのだ。おいしいものでもいろいろ食べられるし、いろんなものが買える。こっから家に速攻で帰ってとっとと自己処理してしまえば一瞬で解放されるからいいや、と早々と帰路についた。

また、このブログを開始する以前の悪習であったアダルトサイト徘徊は一切行っていない。「ネットポルノ〜」の本によると所持しているお宝も破棄すべしとあるがそこまではなかなか至っていないが。なんでも脳内でのエロ妄想も脳にダメージを与えるそうだ。エロ妄想が頭にうかばない人間が存在するのかどうか疑問ではある。

完全に遮断していた時期は目に見えて効果を実感したものの、高まる欲望のコントロールに難儀した。一方で現在の欲望にほどよくつきあうというやり方が自分には一番持続可能な気がする。もちろん、完全遮断と比較し劇的な効果を実感することはあまりない。そうやっているうちに欲望の程度がだんだん低下していっているのかもしれない。無理やり押さえつけると余計に欲求が高まることはこれまでの経験で痛感している。ただ完全遮断の時期で効果を実感した記憶は鮮明で、これまでであったらかなり高い確率でカンカンに立腹するようなシーンであっても平然としていられた。意識せずとも平常心を保ち、冷静でいられた。こう思い返すと完全遮断の劇的な効果は欲求不満のデメリットを大きく上回っていたのだなぁと思う。

前回の書き込みからかなり時間がたったのは、これまで記したように、安定期にはいったため書くことがなくなったからだ。そして久しぶりに上梓するには理由があって、ちょっとしたエッチなハプニングがあったのである。

このハプニングに関しては今回は長くなったので次回に譲る。